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BOOK在月 book 2 発刊

 2014年10月24日
  BOOK在月実行委員会刊行の小冊子が出来ました!

BOOK在月 book2定価(税込) 500円にて販売中です。

 

 

取り扱い店舗:

 

曽田文庫ギャラリー (松江)

 

アルトスブックストア (松江)

 

ダルマ堂書店 (松江)

 

恵光社 オンラインショップ (松江)

 

てづくり雑貨 ちろり  (松江)

 

みんなのおうち  (松江市宍道町)

 

一月と六月 (境港)

 

往来堂書店(東京都文京区千駄木)

 

 

2014年10月24日、BOOK在月book2が完成しました。book1の発行から1年。もう少し早く出したという気持ちでいましたが結局、1年かかかりました。前回と同じ42ページの小さな冊子ですが、内容充実しましたので、定価は強気の500円で、book1に比べて200円の値上げに踏み切りました。印刷費の高騰というわけではなく、あくまで内容充実による値上げです。

 

その充実ぶりを目次で紹介しますと‥

1:特集「松江のひと」古本屋 ダルマ堂書店店主 桑原弘さん

2:リレーエッセー テーマ「橋」(4名)

3:連載企画 南陀楼綾繁「本と遊べば2」(15回)

4:連載企画 伊達淳「アイルランドの物語を読む」(10回)

5:BOOK在月が選ぶおすすめの1冊

6:みんなの図書館 曽田文庫

 

となっております。内容充実といっても、book1を読んでおられない読者の皆さんにはお分かりになりますまいが、あくまで、南陀楼さんの連載とエッセー3本で埋めたbook1に比べて「内容充実」という、手前味噌で自己満足な話ですので、「な〜んだ」と言われれば、それまでのことでございます。

 

今回の目玉は、何と言っても編集部による、ダルマ堂書店の桑原さんのインタビュー記事。松江で100年続く老舗古書店店主の半生を振り返る内容で、戦前・戦中・戦後・バブルとその崩壊から中国の台頭まで、古書店の棚に並び、買われていった本のお話は面白すぎた上に、古本をめぐる数々のエピソードから「時代」が見えました。

 

エッセーは、松江のお堀端で雑貨店「ちろり」を営むすやまひろこさん、シンガーソングライターの浜田真理子さん、出雲出身のライター・編集者である南陀楼綾繁さん、翻訳家であり、松江でお一人で出版社をされている恵光社・伊達淳さん、の豪華な4人が「橋」にまつわる面白く、すこし物悲しく、そして優しさのあふれるエッセーを寄せて頂きました。

 

 

「本と遊べば2」は、一箱古本市など全国のブックイベントを歩き回る南陀楼綾繁さんが本をめぐる新しい動きをリポート。本の楽しみ方は、読むだけではないことがよくわかります。

 

伊達さんのエッセーは、小泉八雲を通じてゆかりのあるアイルランドの作家と作品を取り上げています。翻訳家ならではの鋭く、そして、愛情あふれる作品解説は読み応えがあります。

 

本の紹介は、ローカルジャーナリストの田中輝美さんにお願いしました。狐憑きについての民族学的な著作「出雲の迷信」、小泉八雲の「神々の国の首都」をご紹介いただきました。

 

そして、私達の活動拠点になっている私設図書館「曽田文庫」の報告。開館から11年目を迎え、ついに分館が誕生しました。そんな「11年目のちょっとした進化」を紹介しています。

 

最後に、book2の売上は、曽田文庫の運営費、および松江で毎年秋に行われるブックイベント「BOOK在月」の運営費に充てることにしています。この冊子がどんどん売れて、松江を、そして島根を本の街にする、という私達の目標に一歩でも近づくことになるといいなあと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

BOOK在月実行委員会一同

 

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